山口も~やっこ地域力協議会の防災グループは11月19日(日)午前8時から南海トラフ大地震(震度6弱)が発生したことを想定した「瀬戸市民総ぐるみ防災訓練」の一環で、令和5年度第2回山口連区防災訓練を実施しました。(第1回は6月18日(日)午後5時から実施しています。)
まず、今回で9回目となった地域内全域の安否確認訓練の結果は、安否確認率79.4%であり、留守世帯を含む安否確認の実施率(地域内の安否確認活動を評価する数値)は91.7%となりました。
それと並行して訓練開設した山口地域災害対策本部では、自治会役員、防災リーダー・シニア36人が山口憩いの家に集結し、被害状況調査隊訓練および情報収集集計訓練が実施されました。
被害状況調査隊は、山口地域を4つのブロックに分け、それぞれ自家用車に3人が乗車して、地域内の被害状況を調査する目的で実施しました。併せて、地域内20か所に設置された「防災マップ掲示板」に避難所開設にかかる情報を掲示しました。
そして開設が決定された幡山東小学校グラウンドに機材搬送部隊が開設機材を持って集結し、依頼招集により駆け付けた山口も~やっこ地域力協議会構成団体の協力で避難所開設の準備がてきぱきと進められました。(てきぱき過ぎて予定時間が大幅に短縮しています。)
避難所開設準備が整ったところで、緊急避難場所であるグラウンドで待機していた避難者(各町内2名に模擬避難者をお願いた)44人が外部受付を経て、屋内受付で指定された居住区画へ入りました。
今回の訓練では、避難者もスタッフも全員が避難袋を持参することを要請していました。(避難所へは最低限の自分の食料・飲料・身の回りの物を持参する必要性の啓発のため)
そして避難者全員が居住区画に入ったところで、自治会長の挨拶、山口連区防災協議会の防災士による「南海トラフ地震で山口はどうなるのか」の題目でプレゼンテーションが講演された後に、訓練終了解散となり、出口で各々に非常食、支援物資を配布しました。(予定時刻を30分短縮)
今回の訓練は、昨年度に実施した訓練における反省を踏まえて焼き直して実施したものであり、昨年度に参加経験した防災リーダーも多くいたことから、特にスムーズな訓練になったものと考えます。
最後にこの訓練に参加いただいた自治会および各町内会の皆さん、地域力協議会各団体の皆さん、山口分団、青パト役員ならびに防災協議会構成員の皆さんに厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。
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