地域力とは?

「地域力」とは、防犯や防災、教育など地域が抱える問題・課題を住民が関心を持ち、参加し、解決していく総合的な力と位置づけました。つまり、住民の問題は住民で考え、解決し、互いに支えあうことのできる地域的能力と言え、この能力の向上こそが誰もが住みやすい生活環境を創造していくこととなります。

 

地域力向上ってどういうこと?

防犯、防災、教育などさまざまな分野での課題があります。核家族化の進行とともに、地域でのつながりが希薄になり、地域の相互扶助という大切なものが失われていきました。そうした中で、安心で安全なまちをつくり、住みやすい瀬戸市を築き、未来の世代に受け継いでいくためには、「地域社会のあり方を地域が決め、市民みんなで地域の課題解決に取り組むことによる、地域の実情に応じた地域づくり」を進めていくことが大切です。瀬戸市では、自治会、公民館運営委員会、地区社会福祉協議会をはじめさまざまな団体がそれぞれの地域で精力的な活動をしています。こうした団体がこれまで以上に連携を深め、より多くの市民参画を得て、地域の課題解決に取り組み、それを行政は支援することで地域をより住みやすく快適なものにしていくことを目指します。

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地域の課題って何だろう?

身近な課題とその解決の活動例

地域力向上の活動といっても、特別な活動をするわけではありません。みなさんが日頃「困ったな。何とかならないかな・・。」と思っていることを、地域課題として共有することから地域力向上は始まります。すでに、地域で取り組まれていることもたくさんありますが、団体が連携をより深め、新たな参画者を得ることで大きな力となり、新たな課題解決へとつながります。

地域の課題をどうやって解決するの?

さまざまな団体。人材による新たな連携・協働の枠組みづくり

地域の課題解決に取り組むために、各団体がそれぞれの役割を担いつつ、お互が相乗効果を生む仕組みをつくり、若者から高齢者まで、幅広い住民の参画を促し、新たな人材がいつまでも生み出されるような枠組みを実現することが必要です。このような枠組みは地域力向上に不可欠であり、世代を超えた人と人とのつながりは、地域が持続的かつ独自性をもってまちを形成する上で大切な基盤となります。

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さまざまな地域施設の活用

地域課題を共有し、課題解決のための活動の核となる拠点施設として、公民館や集会所、学校施設の有効活用を図ります。とりわけ、ほぼ小学校区ごとにあり、地域のコミュニティの中心的な役割を担ってきた公民館は最重要拠点施設として機能面のさらなる拡張を図っていきます。

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